代表メッセージ MESSAGE
始まりは、板の間一畳。
お客さまのためなら、なんでもした。
大学卒業後、船長になることを夢見て造船会社へ就職。しかし造船不況に見舞われ、やむなく希望退職。今度は弁理士を目指すことにしました。国家資格があれば食っていけるだろうと考えたんです。もともと人と話すのが苦手だったので、コミュニケーションを取らなくてもやっていけそうな職業に惹かれたというのもありました。そんな折、税務署に勤める友人から、「税理士資格なら1科目ずつの受験でもいいんだぞ」と言われたんです。当時すでに結婚していたので、働きながら資格を取りたかった。いっぺんに全科目受験する弁理士より現実的だと思い、税理士の道へと方向転換しました。そして、税理士事務所で働きながら、5年かけて税理士資格を取得。1984年、34才のときに山﨑明税理士事務所を開業しました。仕事場は自宅の板の間1畳。私の挑戦はここからスタートしました。人との縁を大切にし、お客様のためにできることはなんでもしました。経理も代行したし、引っ越しも手伝った。会話は苦手でも、人を喜ばせることは好きでしたから。
「代表が一番泥臭い。」
職員にそう言われます。
「税理士法人総合経営サービス」として法人化したのは2004年。私たちが支援する中小零細企業の経営者は、自分の職種についてはプロであるものの、法律や制度などの専門家ではありません。誰に何を相談すべきか困っている方が多いのが現実です。そのような悩みを抱えている経営者に対して、「何か困ったら気軽に電話してください」というのが私の口ぐせであり、仕事のスタンスです。税務のことに限らず、困っていることがあれば、どんなことでも支援したい。だから、「総合経営サービス」という名前にしました。泥臭く動くことも厭わない。たとえ自分ができなくとも、人脈や組織の力を使いお客様のために行動する。それが、私たちです。
1人ひとりの成長が、
一千年企業の礎となる。
当グループでは、入社1年目からでも、お客様の前に立つチャンスがあります。本気の覚悟が求められますが、皆さんの先輩もその努力を惜しまずやり遂げ、現場の第一線で活躍しています。お客様のため、自分のために、成長しようと思えば、成長できる環境は揃っています。その力を発揮できる機会も十分に用意されています。3年間は税務の基礎知識を身につける期間です。試算表や決算書の作成、巡回監査が確実にできるよう、努力をしなければいけません。当グループの1人ひとりが、10年で最低ひとつ以上の得意技を作り、お互いが刺激し合って成長しつづける専門家集団の一員になる。そうすれば千年企業となり、社会に貢献することができるのです。